ポジティブ思考が逆効果になることがある3つの理由

目次

いつもポジティブ思考しているのに、なぜか苦しくなる

世の中では、ポジティブ思考は良いものだと言われています。

きっとうまくいくはずだ

そう考えていると、気分が良くなってくるかもしれません。

逆に、ネガティブ思考だと、どうなるでしょうか?

きっと失敗するはずだ

このように考えていると、胸や喉が苦しくなるかもしれません。

確かにネガティブにばかり考えているより、ポジティブに考えたほうがずっといいように思えます。

しかし、ポジティブ思考を続けていると、こんなことはないでしょうか?

・ポジティブに考えているのに、上手く行かないじゃん。

・ポジティブ思考しているのに、なぜか落ち着かない。

・きっと上手くできるはずと、ポジティブに考えていたら、失敗したときのダメージが大きいのですごく落ち込んでしまう。

・大きなダメージを受けると、また挑戦しようと思うまで、回復する時間がかかる。

・ポジティブに考えようとしているのに、ついネガティブに考えてしまって、自分はポジティブに考えることすらできないと、自分を責めてしまう。

どうでしょうか?

私はそういったことがあったので、ポジティブに考えればいいのか、ネガティブに考えればいいのか、わからなくなってしまったことがあります。

ポジティブ思考は悪いものではありません。
しかし、使い方を間違えると逆効果になることがあります。

この記事では、ポジティブ思考が苦しくなる理由と、上手な使い方について解説します。

ポジティブ思考が疲れると感じる理由

・無理にポジティブに考えようとしている

・ネガティブな感情を否定している

・現実の問題から目を背けている

ポジティブ思考してるのに、なぜ苦しくなるのか?

理由1. 問題をしっかり見るのが怖くて、ポジティブ思考のふりをして目を背けている

まず私は、問題から目を背けることがいけないとか、問題にしっかり向き合えないのが弱いとか、そういったことを言いたいわけではありません。

心の仕組みとして、不安なことから目を背けていると、どんどんその不安が大きくなってしまいます。

例えば、お金の不安があったとします。

生活するために、貯金を切り崩していて、このままではそのうち貯金が無くなりそうだ。

この場合、後何ヶ月貯金が持つのかわかっていないと、いつ貯金がなくなるかという不安が常にぼんやりと襲ってきます。

不安が続くと、体はストレス状態になります。

そうすると交感神経が優位になり、疲労回復もしにくくなります。

いつ貯金がなくなるか、しっかり計算していれば

例えば5ヶ月は保つ場合、5ヶ月間はとりあえずなんとかなるということで、その期間に感じる漠然とした不安が減ります。

私が、なぜこんな話をしているかと言うと、現実の問題を見るのが辛いから、ポジティブ思考に逃げる場合があるからです。

ポジティブ思考するならば

なぜかわからないけど、問題はきっとなんとかなるはずだ

問題は見て見ぬふりしたら、誰かが解決するだろう

この考え方も、無責任に感じるかもしれませんが、別に悪いわけではなくて、これでうまくいく場合もあります。

しかし、上手く行かない場合、漠然とした不安が、いつも付きまとうようになります。

そうすると、エネルギーが消耗するし、ストレスによって思考力も下がるので、解決策も浮かびづらくなりがちです。

もしたしたらストレスで、周りの人に八つ当たりしてしまうかもしれません。

ポジティブ思考でストレスから逃れようとしても、逃れることができない、ということではないでしょうか?

解決方法. エネルギーを養ってから、問題に取り組む

どんな場合でも、辛い問題と向き合わなければいけないということは、全く無くて、自分のエネルギーがたくさんある状態が、問題と向き合う大前提だと思います。

しかし、問題は解決しないと、ずっとついて回るように思えるので、できる限りで問題と向き合ったほうが良いのではないでしょうか?

理由2. 期待するから、結果が期待に沿わなかったときに、ダメージを受ける

ポジティブ思考という皮を被せて、期待しているのかもしれません。

何か新しいことに挑戦すると、自分は経験不足なので、ほぼ間違いなく失敗します。

それで、自分が勝手に成功するかもしれないという期待をするから、失敗したときに大きく落ち込んでしまうのではないでしょうか?

そもそも、失敗できないようなことに挑戦しているから、というのもあるはずです。

ちょっと想像して見てください。

例えば、あなたは今、リビングでテレビを見ながら、みかんを食べてくつろいでいます。

少し離れた場所に、ゴミ箱があります。

あなたは、みかんの皮を、ゴミ箱へ投げ入れようとします。

しかしよく見ると、いつも置いてある場所の2倍の距離です。

この距離のゴミ箱シュートは、人生で初めての試みです。。。

ここまでが例え話です

どうでしょうか?

おそらくこれは失敗しても、なんとも思わないはずです。

このようなことを、失敗コストが低いとか、失敗しても大丈夫なことと呼びます。

では、もう一度想像してみてください。

あなたは、エリートビジネスマンです。

今度の商談は、うまくまとめられなかったら、会社は倒産します。

その場合、社員1000人とその家族が、今までのように生活することができなくなります。

これはかなりプレッシャーがかかります。

ここまでが例え話です

このようなことを、失敗コストが高いとか、失敗できないことと呼びます。

これは失敗できないことをするために、無理にポジティブ思考で不安を消そうとしても、消えないということだと思います。

解決方法. 失敗しても大丈夫なことから挑戦する

失敗できないことに挑戦しなくてはいけなくなるのは、一か八かにかけるようなものです。

つまり大逆転を狙いたいのではないでしょうか?

それは、現在の自分のことを認められないからかもしれないですし

自分が周りより劣っていると感じているのかもしれません。

人は一気に成長することはできないと思うんですね。

もし一気に成長できたとしても、土台がしっかりしてないと、また元に戻ってしまうのではないでしょうか?

小さなことからコツコツとやっていくというのが、この場合の解決方法です。

理由3. ポジティブ思考が絶対正しいと思いこんでいると、ポジティブ思考に縛られる

ポジティブ思考が善で、ネガティブ思考が悪ではないんですね。

多くの場合、ポジティブ思考をしていた方が、良い影響があるから、ポジティブ思考が良いよねっていう風に、世間で言われているだけで

ネガティブ思考も、役に立ちます。

例えば、友達と車に乗っているとします。

ポジティブ思考な友達は言いました。

この車は頑丈だから、事故を起こしても大丈夫なはずで、エアバッグとシートベルトはないんだよ。

ここまでが例え話です

おそらく、いくら車が頑丈でも、エアバッグとシートベルトなしで事故を起こしたら、車の中で痛い思いをします。

この場合ネガティブ思考が必要で、事故を起こした時を想定して、あらかじめエアバッグとシートベルトを付けておいたほうが良いと思いませんか?

あらかじめ、危険なことが起こることを想定して、対策をしておくのは、ネガティブ思考です。

生命保険だったり、株式投資のリスク分散だったり、これらはネガティブ思考ですが、それで安心が得られるなら十分役に立ちますよね。

だから、ポジティブ思考とネガティブ思考は、使い所が違うと思います。

解決方法. 基本はポジティブ思考で、失敗すると困るときは、ネガティブ思考もしておく

基本的には、いつもポジティブ思考でいいと思います。

ポジティブ思考じゃないと、失敗を怖がって挑戦できないからです。

挑戦しなくなると、新しいことを覚えなくなります。

新しいことを覚えないと、自分の世界が広がりません。

自分ができることも増えません。

できることが増えたり、能力が上がって成功しやすくなるって、楽しそうじゃないでしょうか?

挑戦する人は、失敗も多いですが、上達していくので、できることが増えていきます。

そして、色々できるようになった後、過去の失敗のことは経験と呼ばれることになるでしょう。

おそらく人間は、挑戦することが減ると、老人になるのではないでしょうか?

私は言いたいのは、基本的にはポジティブ思考で、失敗しても大丈夫なことに、コツコツ挑戦していくこと

失敗したら困ることは、ネガティブ思考をして、失敗したときの対策を考えておくことです。

例えば、子供が父親と、自転車に乗る練習をする場合

ポジティブ思考で、今度こそ上手に乗れるかもしれないと考えるから、挑戦できます。

子供は父親に、今度こそ上手に乗れるかもしれないから、自転車の練習を手伝ってほしいと言うんです。

父親はポジティブ思考で、上手に乗れるかもしれないと思うと同時に

ネガティブ思考で転んだときのことも想定します。

父親は失敗したときに、子供が怪我をしないように、ヘルメットやプロテクターを身に着けます。

ポジティブ思考とネガティブ思考を両方使うから、安心して挑戦できるんです。

まとめ

ポジティブ思考もネガティブ思考もどちらも大事です。

どちらかに偏るから、おかしなことになるのだと思います。

このような考え方が、中庸というのかもしれません。

なんでも白黒はっきりさせたほうが、わかりやすくていいかもしれませんが

この世界は微妙な色合いでできているように思います。

どのような物事でも、良いものだと思うことができるし、悪いものだと思うこともできます。

それはちょうど、人生万事塞翁が馬のようなものです。

この言葉は、中国にいた塞翁(さいおう)さんの話が元になっていて

塞翁さんが、自分が飼ってる馬を逃がしてしまったので、アンラッキーになった

でも、その馬が、たくさんの野生馬を連れて帰ってきて、ラッキーな出来事に変わった

その後、息子が馬に乗っていたら、落馬して足を骨折して、アンラッキーになった

でもそのおかげで、息子は戦争に行かずに生き延びることができてラッキーになった

一つの出来事が、良い出来事なのか、悪い出来事なのか、もしかしたら人間の目線では判断できないのかもしれません。

どうせ自分の判断が、合ってるかどうかわからないなら

基本的には自分に都合よく、良い出来事だと思っているのが、ポジティブ思考となっていいのかもしれません。

そして、ポジティブ思考で挑戦し、ネガティブ思考で失敗の対策をする。

どちらの思考も上手に使って、人生でたくさん挑戦するほうが、楽しそうではないでしょうか?

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この記事を書いた人

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