そもそも見えている世界が違う
こんなことはないでしょうか?
別に嫌いな人ではないのに、会うと疲れる
会話してるだけなのに、なぜかどっと疲れる
自分だけ、何かおかしいんじゃないかと思う
でも実はこれ
👉 あなたが気を使いすぎているからではありません
👉 そもそも見えている世界が違うんです
それは、あなたが劣っているからでも、頑張りが足りないからでもありません。
この記事では、なぜ人間関係で疲れやすいのか、どうすればいいのかについてお話します。
繊細な人は何を感じているのか
繊細な人というのは、どのような意味でしょうか?
私が思うには、神経が細やかだったり、神経が敏感な人というように、言い換えることができると思います。
普通の人が気が付けないようなことに、気づくことができます。
そのため、刺激の多いざわざわした場所や、人の多い場所が苦手なこともあります。
繊細で深く思考できる人は、普通の人が考えてないことまで、常に考えています。
頭の中の思考は、ほぼ自動で行われているので、自分の思考を客観しできないと気づけません。
自分が今、何を考えているかに気づく力のことを、メタ認知といいます。
私たちは、自分自身の思考しか体験できないので、他人がどのように考えているかが結局のところ、わかりません。
しかし、会話していたり、他人の書いた文章を読んでいると、人によってどの深さまで考えることができるかは、全く違うことがわかります。
例えば深く思考できる人は、次のように考えることができます。
・一つの物事をどこまで深く考えることができるか
・一つの物事を、多くの視点から見ることができるか
・物事どうしの繋がりに気がつけるか
ここから繊細で思考が深い人が、どのようなことを考えているか、見ていきましょう。
頭の中で、常に何十個もタブが開いている
繊細で深く思考できる人は、物事を深く考えることができます。
例えば、誰かと会話していて、その人が目を合わせてくれないとき
普通の人は、そこまで気にしません
でも、繊細で思考が深い人はこう考えます
私は何か、気に触ることを言ったのかな?
それとも、怖がられているのかな?
恥ずかしがっているのかな?
私は臭いのかな?
何か心配事でもあるのかな?
それとも今じゃなくて、前に会ったときに、何か嫌われるようなことを言ってしまったのかな?
1つの出来事から、複数の可能性を同時に処理している
しかもそれを
- 相手と会話しながら
- 空気を読みながら
- 自分の発言をチェックしながら
やっています
問題は「考えすぎ」ではありません
危険を避けるために、脳がフル稼働している状態です
普通の人は、おそらくここまで考えていないはずです。
思いついたことを、喋っているだけで、気に触ることを言ってしまったら、謝るという感じだと思います。
それは
・相手と会話すること
だけに、脳のリソースや、エネルギーを使っている状態です。
話が合わない理由
繊細で深い思考ができる人は、理解する速度が早い場合もあります。
例えば、普通の人の思考の順番が、A→B→C→Dというように、進んでいきますが
深い思考ができて、理解する速度が早いと、A→→→D→→→G→→→Jというように同じ思考する時間で進んでいくので
普通の人とこんなふうに話したら、普通の人は疲れてしまったり、理解が追いつかないんですね。
そのため、深く思考できる人は、小さい頃から、親に考えを理解してもらえなかったり
生まれつき話が合う人が少ないというのもあります。
そうすると、普通にしていたら、周りから浮いてしまうので、それが本能的に危険だと感じて、ストレスになってしまったりします。
そのため、順番に伝えるような、話し方に気をつける必要があったり、自分が周りから浮かないように、少しだけ合わせる必要があります。
どうすれば楽になるのか
もちろん、人付き合いを狭めるというのも一つの解決方法です。
世間体がどうであれ、自分が快適で幸せな暮らしができることが、一番ですよね。
しかし、大元の原因としては、神経が安心だと感じてないから、周りを過剰に気にしてしまうというのもあるんですね。
誰かと一緒にいるときに、自分自身が、自分だけでなく相手のことや、その場の空気などを常にチェックしてないと、自分が孤立してしまう危険があると、無意識のうちに考えているのだと思います。
頭では理解できるのに、神経が勝手に怖がるんです。
もしかしたら過去に、人から理解されなかったことや、周りから浮いてしまった経験があったのかもしれません。
そうしたことがあると、無意識が、他人と関わると理解されないので、孤立してしまって危険だと考えます。
そうすると、他人と関わるときに、神経が戦うモードに自動的に入ってしまうんですね。
ですから、脳がフル回転して、普通の人が考えないことまで気にしてしまうんです。
神経を安心させるためにできること
そもそも、この状態はおかしいわけでも、病気でもありません。
ただ、神経が自分を守ることが、過剰に働いているだけです。
しかし、このままだと生活しづらいですよね。
でも大丈夫です。
これは神経を再学習させることで、もっと安心して人付き合いができるようになります。
・店員さんに一言だけ話す
・無理に会話を続けなくてもいいと決める
・「気を使ってる自分」に気づくだけでもOK
へっちゃらになってきたら、誰か安全な人と関わって、そんなに気を使わずに接します。
最初は怖いかもしれません、でも、あれ、意外と大丈夫だったという、安心感をそこで感じて下さい。
そうすると、そんなに脳をフル回転させて気を使わなくても、大丈夫だと神経が学習します。
すると、だんだん人付き合いで疲れづらくなっていきます。
結論:疲れるのは性格ではなく“神経の反応”
繊細で思考が深い人が疲れるのは「考えすぎるから」ではなく
「神経が危険を感じているから」です。
他人と関わることが危険だと感じているから、脳をフル回転させて、自分や相手、場の空気まで、常に読み続けるのは疲れて当たり前です。
しかし、世の中には良い人がたくさんいます。
そうした人たちと、楽しく関われるようになると、生活がもっと楽しくなるかもしれません。

